【ComfyUIエラー解決】「TypeError: t.findInputSlot is not a function」でワークフローが開かない時の対処法(Impact Pack)

🗓️ 公開日: 2026年10月10日  🔄 最終更新日: 2026年10月10日

久しぶりにAnimaのワークフローを開こうとしたら、突然以下のようなエラーポップアップが出て読み込みが中止されてしまうトラブルに遭遇しました。

スタックトレースを見ると、ComfyUI本体のファイルと ComfyUI-Impact-Pack/impact-pack.js の639行目付近で衝突が起きています。

Impact Packをフォルダごと削除して再インストールしても直らず焦りましたが、JavaScriptファイルを数行書き換えるだけであっさり復旧できたので、その解決手順をシェアします。

エラーの原因

ComfyUI本体(フロントエンド側)がアップデートされたことで、ノードの接続(LiteGraph)を扱う内部仕様や引数の扱いが変更されました。

それに対して、Impact Pack側のJavaScript(impact-pack.js)にある古い接続処理が、新しいComfyUIのオブジェクト構造と噛み合わず、ノードオブジェクトではなくID番号に対して findInputSlot を呼び出そうとしてクラッシュしていました。

そのため、該当箇所に安全対策(例外ガード)を入れてあげることで解決します。

解決手順(簡単です)

1. impact-pack.js を開く

以下のパスにあるファイルを、メモ帳やVSCodeなどのテキストエディタで開きます。

Plaintext

ComfyUI\custom_nodes\comfyui-impact-pack\js\impact-pack.js

(環境によってはimpact-pack.js 直下、または web/js/ の場合もあります)

2. 635行目付近のコードを探す

ファイルの 635行目〜641行目付近 に、以下のようなブロックがあります。

修正前

JavaScript

                                                        let origin_type = node.outputs[link_info.origin_slot]?.type;
							if(link_info.target_slot == 0 && this.inputs.length > 3) {  // NOTE: widgets are regarded as input since new front
									origin_type = this.inputs[1].type;
									node.connect(link_info.origin_slot, node.id, 'input1');
							}

問題の引き金は、node.connect(...) の第2引数に node.id を渡している部分です。

3. コードを書き換えて保存

上記の部分を、以下のように try...catch と安全チェックを加えたコードへ丸ごと置き換えます。

修正後

JavaScript

                                                        let origin_type = node.outputs[link_info.origin_slot]?.type;
							if(link_info.target_slot == 0 && this.inputs.length > 3) {  // NOTE: widgets are regarded as input since new front
									origin_type = this.inputs[1].type;
									try {
										const targetNode = app.graph.getNodeById(node.id) || this;
										if (typeof node.connect === 'function' && targetNode && typeof targetNode.findInputSlot === 'function') {
											node.connect(link_info.origin_slot, targetNode, 'input1');
										}
									} catch(e) {
										console.warn("[Impact-Pack Patch] Ignored connect error:", e);
									}
							}

書き換えたらファイルを上書き保存します。

4. ブラウザでキャッシュをクリアして再読み込み

ファイルを修正しただけでは、ブラウザ側に古いJavaScriptがキャッシュされている場合があります。

  1. ComfyUIを開いているブラウザのタブに戻る
  2. Ctrl + F5(Macは Cmd + Shift + R)を押してハード再読み込みを行う
  3. 再度ワークフローを読み込む

これでエラーが回避され、ワークフローが無事に開くようになります!

まとめ

Impact Packは長年愛用されている定番ノードパックですが、ComfyUI本体の進化スピードが非常に早いため、今回のようにフロントエンド側で一時的なAPI不一致が起きることがあります。

「Impact Packをたくさん使っている大切なワークフローが開けなくなった……」と困っている方は、ぜひこの修正パッチを試してみてください。

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